万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

怠惰の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 私は、とても怠惰なのです。 なんて、藪から棒に言われてもねぇ、という感じなのだろう。実際、この言葉が頭に浮かんだ時、私もそうなのです。けれど、やはり思っていることには変わりない。私は怠惰だよなぁーって思う。 こ…

「向き合うこと」の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! いきなりだけれど、一つまじめっぽい話にお付き合いください。 向き合わないことは、単純だ。だって、毎日生きてこんなにも他のことが起こっていて、気づいたら目の前の風景が変わっていて、向き合う対象がいつのまにか違っ…

距離の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! ここで文章を書くのは何か月ぶりかと考え、見てみたら今年の二月に二回、その前はさらに不定期。気づけば自分のブログの名前の綴りが変換されなくって、それだけで時間の流れを感じる。二月の私は、何をしていたっけな。修士…

「有害な期待」の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ、 今朝も少し遅めに目が覚めてツイッターを見ると、安定的に河野太郎氏の投稿に不平を言う人がいた。これはもうよくあることなので特に気にすることではないとも思ったが、改めて見ると「あれ?」と首をかしげることになった。…

コロナ下の就活の話をしよう

ようこそ、万屋和華蘭堂へ。 真夜中の一時過ぎ。最近は孤独を紛らわす目的もあって(というかそれが主な目的として)英語でのインターンを受ける友達と毎日零時前後に電話で英会話をしたりして、英語に疲れたらただただとりとめのない世間話や雑談を一時間ぐ…

記者の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ、 北海道の話をしよう、と自分で決めていたつもりだったけれど、相変わらず私のコミットする能力は低いようで北海道の話をする前に別の語らねばならない話題ができた。勿論それはそれでよいことだけれど、いずれ始まる社会人生…

北海道の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! とりあえず北海道のことを書こう。というのは、この場合どこまで実際北海道である必要性があるのか、微妙なところである。それこそ恐らく旅の本質である。北海道に行って私が気づいたのは、旅自体が一つのツールであるという…

コロナの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ、 世の中には、様々な問題が毎日起きている。今回の新型コロナウィリスのこの状況、それがよくわかってきた。ウィルスが起こったというだけで、こんなにも世の中変わるものだなぁ、と思うと同時に、その所為かお陰か、見えてく…

眼差しの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ。 私は今まで数年間(実際何年かはわりとどうでもよくなってくるぐらい)日本で生活してきた。東京に着いてからも、そろそろ一年間が過ぎようとし、去年一人で見た桜をできることなら今年こそ誰かと見あげながら一杯やって楽し…

とりあえず、の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ。 このブログを立ち上げた時当初の趣旨としては、毎日とりあえず一つ話題を決めて書くことだった。今となっては、話題を決めることがいかに難しいことかということを思い出す。今日は、とりあえず書くことにした。ゆえに、書く…

スプーン理論の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 読んでくれている皆さん、今日もお疲れ様です。今日はそんな挨拶から始めていきたいと思う。そして言いたい。あなたが今やっていることは、当たり前ではない。あなたはあなたで必死に日常を生きている。必死に、という認識は…

フェイクニュースの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ、 去年からメディアにどっぷりはまり、もちろんフェイクニュースの問題もレポートで何度も出てくるものだ。先日香港について書いたものもあるにはあるが、まだまだ公表するほど考えが固まっていないので、今回はNHKのドラマで…

持続性の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! そして、あけましておめでとうございます。今年も、読む人がいる前提で色々書かせていただきます。文章を発信することとは、それを誰かが読むということを考えなければならないが、私の場合はむしろ読まれて恥ずかしいより、…

人権の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 日本に来て、受講している授業が全部面白くて、ためになっているかといえば、それは違うということになる。けれど、時にはものすごく刺激してくる講義もある。元々自分の中で培ってきた価値観や、最近読んだ本の内容など、色…

日光の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ 先日、日光に一泊しに行った時の話だ。王子の住まいから赤羽、栗橋を超えて、東武日光線で栃木県に初着陸。昼頃について、勿論まずは神橋を通り、東照宮を見てみたが、本命はここではない。唯一面白そうなのは17世紀にオランダ…

トルコの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! ひょんなことから、最近今までほとんどかかわりのなかった「トルコ」という国に興味を持つようになった。その直接な理由としては、ジラルデッリ=青木美由紀先生という学者が書いた、明治で建築家として活躍した伊東忠太の研…

他人事の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 日本に来てはや七ヶ月、今日授業で「これはおそらくあなたたちにとって他人事だけど」と断りを入れてから話を進める教授を聞いたら、ふとこの「他人事」という言葉に耳を傾け、そしたら授業の内容よりもずっとこっちの方が気…

ドキュメンタリーの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 4月に日本に来てから、今までの勉強してきた「日本」や「書籍史」などから少し趣向を変えて、「メディア」という分野を勉強してきた。研究分野として違う要素は色々あるが、あえて一つ上げるとしたらそれはメディアには「業…

個人史の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! いよいよ、再来週はこの名前で以て高座に上がるということになった。いや、正確にいえば「ステージ」なんだろうな。それでもたぶん当時になれば、私はその場を「高座」にしようとするのだろう。場所の名所など、多数派の認知…

生きたメディアの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 言葉は不思議なもので、文章を書くことを趣味に持った場合でも、時と場合によっては色んな環境的要素のせいで全然使わない言葉がある。また、環境が変わったせいで言葉を使わなくなったり、むしろ昔使ってた言葉を再び自分の…

旧交の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 発信を目的としたこのブログも、読み手が少ないにせよ、一か月も投稿なしというのではさすがに淋しいことである、と今心に浮かべながら久しぶりに文章を書く。思えばこの夏、文章も書かず写真もほとんどとらず、ただ徒に院試…

憲法の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 最近は夏休みに入り、来月に控えた大学院の入学試験の準備にあくせくしていながらノートを引っ張り出したり教科書を改めて読んだりしているわけで、自ずとそのような学説的な考え方が自然と施行を支配して行っている毎日であ…

最低限の文化的な生活の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 今日の話題だが、実はだいぶ前から頭の片隅で燻らせているもので、未だに整理できてないところが多々ある中、今書いてみればなにか打開策が思いつくはずだという強迫観念に取りつかれ今書いてみることにした。ある意味でいえ…

旅の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 以前には確か、旅行の話題では書いているのだけれど、今日は敢えて「旅」の話をしたいと思う。なぜなら、旅行には「行く」必要があるのに対して、「旅」はいつでもどこでもできるからだ。ただ、旅行には旅の側面が含まれてい…

境界の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 言葉に出さずとも、人間は有史以来、いや、それ以前からも「境界」というものを意識して社会生活を送ってきた。そのため、どの学問に視線を向けてもたちまちそれに関連する理論にぶつかってしまう。それはたまには夕日が水平…

また夏の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 今日はほとんどなにもせずに、ただ品川まで無駄足を踏み、やろうと思ったこと全くできずにおめおめと家に帰って、生活に必要最低限のことだけをしてきた。夏休み初日なのだからそれでもいいのだろう、とは思いながらもなかな…

雨の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 梅雨が明けようとし、今週の初めからようやく遅めの蝉時雨が到来し、まるで駄洒落のように今週私は「雨」をいつも以上に意識するようになった。思えば、昨日なんかは朝から期末試験に出かけ、家を出た時にあんなに青かったあ…

「苦手」な話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 人はみな、好き嫌いがある。そこまではっきりとしたものでなくとも、できればちょっと、とかなんとなくしないよな、とかのもの、読者諸君もみなあるはずだ。私自身はいつも胸を張って「日本で苦手な食べ物がない」と自負して…

日常の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 気が付けば7月に突進してきた私は、鈍ってきた。なにかもわーっとして、湿った空気に囲われているせいか、行動力を削ぎ落とされ、行動を起こすのではなく台本のように今まで予定していた行事を予定表通りになぞっていくだけ…

モノガタリの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ! 土曜日が珍しく予定なしになってしまったせいで、昨日からやりたいことを考えていた私はふと「池袋へ映画を見に行こう」と思いつく。特に理由はなかった。いや、そもそも何か行動を起こす「理由」ってなんなんだろうって、行…