万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

Japanmarkt の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

本日はめでたく第19回Japanmarkt(まあ、要は日本市場といったぐらいの意味なのだが)が開催されて、長い一日が終わろうとしている。そして勿論前述の通り「雷電よさこい」として今日がここら何ヶ月のがんばりの見せ所でもあり、正直からだがくたくたなのだけれども、まだ寝ようとも思えない。やはり打ち上げにも行くべきだったのかもしれない。しかし、話がそれる前に少し解説しておこう。

オランダという国に日本がどの風にして入っているかというと、道はいくつかある。若者として一番分かりやすく、また前まで身近に感じられていたのがアニメ系・マンが系のコンベンション(集会)である。日本に同様のものがあるかは曖昧なところだから説明してみると、アニメ・マンガ・コスプレ好きなどが集まる、市場やイベント、上映会、アーティストやクリエーターのライブやパネル、クイズやファン同士の議論パネルなど、その方面のことに興味を持っている人にとって様々なイベントが凝縮しているわけだ。

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イメージどおりのアニメコンベンション

一年に一回行われるものが色々あって、大きいものが2日・3日にわたって行われ、どちらかといえば入場料つきの文化祭のようなものだ。これらの「オタク」イベントが今世紀に入ってから盛んになり、ヨーロッパ全土、また聞くところにベトナムやタイなどの親日国でも行われるらしい。私も高校はこういうのに行ったりしていたものだ。

しかし、これらは「オタク」要素が強く、「日本」要素が薄いというのは事実。だから、これらは多くは単にファンの集まりが本格化したものであって、日本政府から支援もらっているというわけではない。片方ではJCC(在蘭日本商工会議所)や大使館が主体となって行われているのが本日のJapanmarkt というわけだ。4月のCherry Blossom Festival(桜祭り)や9月のJapan Festivalなどもこれに当てはめていくわけだ。

これらは日本の飲食、文化、芸術がメインになっていて、太鼓や三味線などの演奏も聴くことができる。そして勿論オランダ内で唯一よさこいを演舞しているにもお呼びがかかるというわけだ。7年前のJapanmarktの初代雷電メンバーの演舞以来、上の二種類の「日本系イベント」で演舞したりしてここまでやってきたわけだ。今日も創立者を初めとする多くの先輩が起こしに成っていたのだけれど、まさか彼ら彼女らもここまで続いて今日のような演舞をして今日の喝采を受けるとも思わなかったのだろう。

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撮影は今川航介氏

私にとって三年ぶりのJapanmarkt はだいぶ規模が大きくなり、懐かしい顔知っている顔が見に来てくれて本当に力をもらえた。そして勿論、またもらった力を踊りにして叫び声に変えて返したつもりだ。これぞよさこいの醍醐味。最高に楽しませ、最高に楽しむのみ!とりあえずそれだけ伝わっていたらもう文句の言いようがない。しかし、これはあくまで第一関門で、明日からまた来月8日ー11日の間の「北海道ソーラン祭り」に向けて猛練習だ。日本にもエネルギーや笑顔を届けるようがんばんないと!

しかし、それはまた別のときの話。