万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

ヰスキーの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

本屋であっても、やはり酒を飲みのが好きなのは変わらないモノでして、楽声を好む人としても酒は避けては通れないもんである。そこで今日はほかにもいろんなところに行って、紆余曲折遭っても曲がりなりにも「ヰスキーの日」というのにふさわしい日だったのだ。

今日の目的はとりあえず、3か月のビザ、つまり観光客が使える「北海道レールパス」を購入することにあった。なぜなら、あした函館に行くことになっているもだから、さすがにこれがないと交通費が嵩張り、どうしようもないことになると思ったからだ。そこまではいいなのだが、そこで実際これを手に入れて何をする、という問題を生じる。19時から例の知り合いとの飲み歩き、というのは決まっていたからとりあえずそれまでに戻ることにして、私は小樽に行ってきたのだ。

しかし、小樽という街がどういうところかというと、中国人観光客と高すぎる海鮮丼と微妙な運河しかないところで、運河ぐらいだったらオランダ、というか地元にごまんとあるという感じで、歩いただけで大体飽きてきた。唯一の救いが海鮮丼の店で「ポセイ丼」という店があったぐらいなのだけど、これも人に言えるほどのダジャレでもないのだし、味もそこそこって感じなのだから、今日は無駄に金を使う人決め込んでいた。

だったら金を使わずに済む場所に行くということで、小樽駅から出て一両の列車に乗って、余市駅へ向かった。この中にはなんと、日本人の妻を持つ友達の家に向かうカナダ人の臨終医師で、翻訳者の仕事だとか、そちらの仕事だとか、「実は私の娘がね、こういうことしているんですがね」みたいな話を聞かされた。しかしそれはそれで久しぶりの英語をしゃべる機会(といっても日本語もそこまでしゃべってはいないんだが)だったのだから意気投合して長いトンネルを抜けて、ヰスキー向上に着いた。

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カナダ人は妻を駅で待つことにし、私はヰスキー工場に向かった。工場というにはあまりにもきれいなところで、やはり見栄っ張りには見えたものの、つい騙されてもいいってぐらいのきれいなところだから写真撮ったりしてガイドの話を聞き入っていた。実はニッカは「大日本果汁株式会社」から「日」と「果」をとったものだとか、豆知識もいろいろ増えて、3年以上前に先輩の開いた飲み会で3話ぐらい見た「マッサン」がどういう話なのか、三年越しにようやく理解できてうれしいものさ。しかし、試飲のときに出てきたアップルワインがなぜだされたのか、あいかわらずわからないままに、夜もまた飲みに飲んでしまった。

しかし、それはまた別のときの話。