万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

酒の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

気付いたらそれなりにブログも軌道に乗れたようで何日かご無沙汰しているのに「ブログを書こう」という意思は頭の中に根付いたようで心強い。しかしとりあえず毎日帰りが遅いので、なかなか思うように書けていない部分もある。その理由の一つは酒である。

日本で社交的な場に出くわすと、一種の例外を除いて大体酒は出てくる。今週はだから、旅行という肩書きの長い長い宴会という気もしなくはない。昔からの知り合いや友達は凡そ今はもう大学後半か就活生、就職して一年、たまには普通に社会人として活動したりして、東京で会おうとなれば飲めない人を除いてとりあえず飲むことになる。

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私は勿論この傾向が嫌いとは素直に言えない。酒は好きで飲むし、ご飯と合うものを食べたり新しい酒を開拓したりもする。かといって単に酒を賛美したら悪いところをわざと見落とすようなものだから少し話を広げていこう。

オランダで酒が合法に飲める年齢は18歳だが、日本とおそらく同様に、だからといってみなが素直に18歳から飲んでいるというわけでもない。おそらく合法年齢を18にしたって14歳にしたってその差は微々たるものだろう。うちの両親はと言えば普通に酒好きだったけど、私に酒を押し付けることをせず、良心的だと思う。逆に、「18歳まで飲まなかったらその期間の小遣いを少し増やす」と自分たちから提案してきて、放任主義の割にきちんと動けるだけのスペースがあるルールを作ってくれて、教育的に私は今でもそれに賛成している方なのだ。

なので、18歳になるまで、私は豪酒をすることはなかった。オランダではバイト先で一杯二杯程度で、大学の飲み会でも数える程度しか酔ったことがない。あったとしても一か月に一回程度だろう。それがやっぱり日本に来てから変わったのだと思うけど、そこは日本に問題があるのではないと思う。あるとしても酒を多く飲む機会が日本の方が多かったというところなんだけれど、考えてみればオランダでも同様の機会はあったはずだがただそれを見ていなかったのだろう。なぜか同期の人と一緒に飲もう、という流れはあまりなかった。飲まない人もやはりいたわけだから、「じゃ飲まなくてもいいか」ということになる。

それが今週のように毎日なにかしら飲んでいると、本当に自分の中の酒に対する意識がどうなったの、と疑うばかりだ。楽しいのは楽しいが、あぶないという意識もよみがえってくると鮮烈なのだ。でもこれはやはり酒が社交的な道具のようなものだから、酒なしでは経験できなかった事柄もいくらでもある。帰ってきてからしばらく断酒にしよう、と思う今日この頃である。

しかし、それはまた別のときの話。