万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

キャンプの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

私は紆余曲折あって今ではすっかり旅大好き人間になってしまったわけだけれど、これは基本「どこかの国に行って、ベッドあれば十分という安宿に泊まって、うまい飯を食べ美味しい酒を飲みよいものを見てその国を満喫する」という安直な旅行プランなのである。それに対して、ある程度予定や準備をしないと成り立たない旅行の仕方もある。これがまさに「キャンプ」である。

苗字がまさに「キャンプ」であるとは裏腹に、両親が子供とキャンプにイクを前々から遠ざかり、基本バンガロー型の小さな別荘を借りると言う形のところに泊まって来た。そんな私は今日までの長い週末、10年以上ぶりにキャンプに行ってきたと言うわけだ。

テントを張り、食料を長時間分買い込み、寝床を作りから始まるキャンプ生活。今回は初日は体調不良を理由に休み、着てみたら先輩の一人が同じ理由ですでに帰宅して、6人でのキャンプ2泊。場所は友達の父が経営する浜辺のキャンプ場という、贅沢なところで、正直テントで寝たとはいえ朝ごはんをホテル並みにビュフェで食べてきた。自炊のサラダはとりあえず15種類ぐらいの野菜を切って混ぜただけという、安易で美味しいもの。

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しかし、キャンプとは何をするものなのだろうと私が思っていると、仲間らがとりあえず暇を与えないほど色々言い出す。合宿気分で着た私だけれど、とうとう足袋を使う機会もなく、いまだに踊り足りない気分だけれど... ともかく、終わった頃にはカードゲームを3個ぐらい覚えていた。プールで騎馬戦という、ザ・青春という感じのアクティビティーの記憶がものすごく生々しい。というか、実際筋肉痛になるものだとはじめて知った。

そして、目玉のイベントは、ぺるセイド流星群鑑賞!これが実は筆者のアイディアで、昨日の夜が雨の予報だったので、見ごろよりも一日前に見ることにした。ワインとポテト・チップスを片手に海の家に向かい、ビーチチェアーに身を任せて天蓋を覗く。すわ、星も見れるものぞや。今までぼんやりとしか眺めてなかった夜空が輝いて見えて、大きな隆盛がすばるの上を通り過ぎる光景は感動という言葉に尽きる。夏の大三角白鳥座を語りながら、アマチュアー天文鑑賞会に興じた。よきかなよきかな。

けれど、そもそも体調も優れず、帰りの電車で放心状態、今頃になって目が覚めたと思ったら、明日も配達があるのであった。とりあえず、体力を作るのはひたすら行動することに尽きる、だけれどね。

しかし、それはまた別のときの話。