万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

ジャズの話をしよう

こんばんは、万屋「和華蘭堂」へ!

本日は諸事情のため、夜中辺りまで開店しております。というのも、飲み会帰りというだけなのだけれど。それでも、いやそれだから書いてみたいものはあったから書いてみる。本来なら「飲み会の話をしよう」でも構わないのだが、それは危うい線を越えてしまいそうなので控えておく。

皆さんの生活の中には音楽はどういう立ち位置なのだろうか。私にとってはそれは大事なもので、頑張ろうと思うときはとりあえず音楽をかけることが多い。しかし最近はイヤホーンのない生活を送っているわけだから、部分的にしか合っていないのだろうけど。先日精神的活動の話をしていて、いろいろ考えを巡らせたからここは慎重に言葉を選ぶとして、私はその価値の有無を問わずジャズが好きなのだ。それが精神的に刺激的であるとか、高尚だとかという気はさらさらないが、ともかく好きなものは好きである。今日久しぶりの生のジャズをバーで聞けて、それを実感できた。

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かといって、ジャズに深いつながりを持っているわけでもない。最初はぼんやりと「ジャズってこんなものかな」というのがあり、それがたまたまその時(中三か高一か)「坂道のアポロン」という作品に出合えたのが大きなきっかけになった。これには「Someday my prince will come」 「My favorite things」や 「Moanin'」など多彩な曲が出てきて、ジャズというものの確固たるイメージ付けになったわけだ。Moanin'などはとりわけ好きになってしまい、アメリカ旅行の際にサン・フランシスコでCDを購入したわけだから、相当聞き入っていたものだ。

ジャズはよくBGMとしか思われがちだが、聞いてみると面白いものだ。今晩なんか「織物みたいだな」と友人が表現したがなるほど、確かに何重も何重も織りなしていて絨毯のようである。一つ一つの色を出して、一人でもよいものを、合わせて重ねてより充満で万遍なく広がっていくような織物の出来上がりだ。その場にいた別の友達がサックスの仕組みをヴィキペディアで調べていた物だから、十人十色というのも実感できて一石二鳥だった。

さて何を言いたいかというと、たまには酒を飲んで面白い仲間とよい時間を過ごすのにジャズバーがわりとおすすめだ、ということなのだろうね。実際今日も面白い出会いがあったし、少なからず雰囲気も手伝ってのことだろう。あの人が働いていた、京都の河原町にちょうど入ったところの小さなジャズバー、またいってみたいものだ。

しかし、それはまた別のときの話。