万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

またよさこいの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

さて、ここで一周回ったって感じ。全部の話題を話しつくしたというわけではないけれど、三週間たったらそろそろ広く自分の趣味の話をするだけでなく、もう少し踏み込んだ話をしてもいいかとも思う。そこで今週は待ちに待ったライデン市に日本の天皇が訪れたことを記念して樹立したJapanmarktがついにこの日曜日。これが私の所属するよさこいチームにとっての見せ場でもあるから、もう少し自分のよさこい体験を語らせてもらうことにする。

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自分とよさこいの出会いはいつだったかというと、今からほぼ四年前、2014年5月の頃だ。その時はまだ高校生で進学先を決めるべく、ライデン大学の見学に来ていた時のことだ。そこで元気とパワーにあふれる、雷電よさこいというチームに出会ったわけだが、当時はまだまだ大学生になるという自覚がなく、まだ進路も模索中だったからまさか自分がその一因になるとは思わなかった。しかしワークショップもすることになり、不器用なりに頑張ったから嫌いではなかったのだろう。

そこからは8月になり、日本学科に入り寸前の新歓合宿でも、彼らに出会った。先輩たちの一人が長崎大学での留学中に「突風」というチームとして踊り、オランダへ持ち帰ったとのことだった。そこからも先輩らが年々長崎に行き突風で時間を過ごして帰ってくることが通例になって、踊り方も「突風」風になったわけだから、とりあえず「元気・勢い・笑顔」がすごかった。

かといって、我々はオランダ人であって、日本人とは文化の違いはあったりする。先輩たちが部を立ち上げた時、ほかに部活らしいものはほぼなく、人数集めるのにも苦労し、満足に練習できなかった時期もあったという。私が入ってきたのが5年目だから、そのころにはすっかり体をなしていたが、それでも最初の頃の先輩たちの頑張りは評価したい。法被や腹かけ、ニッカなどの衣装の購入もできて、私が入ってきた年がいよいよ「軌跡」という日本の作曲家の手のオリジナル曲を使った演舞ができた。本当に、大したものだと思う。入ってきてよかったと素直に思える。

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その年、一年生の2015年、私は初めてJapanmarkt に参加した。練習の場は大学のダンススタジオか、夏は大学近くの外にある遊び場などで、実際の会場はライデン市の有名通り、Rapenburgの砂利の上。今週はそこから三年たつことになる。その三年では新しい演舞「早瀬」ができ、会場も近くの博物館の中の広場「神殿の間」という大層なところに変わった。実はこれが我々よさこい部が7年前に初めて演舞した地であり、思い出の地だが、私にとって初めての会場で正直楽しみで仕方がない。もう単純に踊りが好きになってしまった自分がいて、4年前と今の自分で何があったのか、言葉を尽くしきれないほどだ。

しかし、それはまた別のときの話。