万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

自転車の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

前の投稿から12時間ほどしかたっていないが、それでも毎日投稿するなら今書くべしと思い立って書いている。ブログを書く理由の一つに「行動派人間になる」というのがあったけれど、これではまるでただの多忙の身という気もする。しかし、貧乏人暇なしというし、貧乏でなくとも時期にフリーターとなる身もまた暇がない。今日も今日で通学路を自転車で…おや?

そういえば、電車以前に自転車が先なのでは、という気がしてきた。現に毎日の通学路は自転車に始まり自転車で終わっているのだからこちらの方が当然なのかもしれない。御周知の通り(かどうかは人それぞれだが)オランダは自転車大国で、人口より自転車の数が600万ほど多く、おそらく一人に1,3ぐらいの密度なのだから、相当なものだ。

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現首相のマルク・ルッテさん

それこそ首相が毎日自転車通勤しているわけで、うちの父もまた職場は自転車で通っているのだ。買い物も自転車にかごや鞄を引っ付けて車使わずに自転車でスーパーに行く。私はアメルスフォールト市の郊外の住んでいるわけだけど、小学校からまず自転車に乗って学校行く感じであった。大学でも、まず駅まで自転車で行くのだ。

それに自分の自転車を持たなくとも、NS(オランダ鉄道)が提供するOV-Fiets(交通自転車)がほぼ全部の駅に用意され、簡易な契約一つで毎日5分で借りる。修理費もかからないからこれを使って自分の自転車使わないサラリーマンなども多いし、休日でほかの町を自転車で探検するのも可。だいたいの駅に駐輪場が設置してあって、近頃には世界一大規模の駐輪場がユートレヒト駅の地下にできるということで自転車文化の発展は大いに盛んだ。それほど、オランダは自転車が普及しているものだ。

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自転車がなにがいいかというと、移動しながら運動できるところだ。わざわざジム行って運動するよりも、毎日日課にうんどうをすんなり入れているのがいい。そんなんだからわりと自転車密度の濃い京都でも私は自転車を買い、週何回かはるばるおうばくから中書島龍谷大学伏見稲荷、最後は鴨川に沿って通学したものだ。今度友人が広島まで出かけて、しまなみ海道サイクリングしに行くというはなしなのだが、正直これほどうらやましい話はない。フランスやチェコに旅行するときも、家族四人でチャリ借りて日帰りのサイクリングによく言ったものだし、夏は近所でも川の向こうの町に出かけてジェラートを食べに行ってまた戻るというレジャーもよくしたものさ。

日本に1年半いたせいか、自分は精神的にまだオランダ人なのかと疑うときもあるが、こう思えば昔とそう変わってはいない。

しかし、それはまた別のときの話。