万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

プライバシーの話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

おやおや、勉強していたらこんな時間だ。たまにはみっちりやるのもいいが、やはり私はチビチビ読み物をするほうが見にあっているのだ。それにしても、時間というのは面倒な物で、その上人間は時差なんていう物を生み出しているのだから、日本とは大きくずれてしまう。そもそもどの時間帯なら一番ブログが眼に留まりそうなのか、という質問にも一目をおくべきだろう。ツイッターぐらいの会社なら、ここら辺のピークを当然抑えているものだとは思うが。。

それに関連して、最近はビッグ・データというものが流行り言葉らしい。つまり、巨大な良のデータを巨大なコンピュータに打ち込み、人間がその巨大なデータから実用的な見解を引き出す形のプロガムを作る、と私は門外漢ながら理解している。それこそ、ツイッターが呟き数のピーク、リツイーと数のピーク、トレンディング・トピックなんてのはビッグ・データを使っているはずだ。

f:id:yorozuyawakarando:20180628065725j:plain

それに並ぶぐらい、いや、ツイッターなどよりずっと高く聳え立つビッグ・データの巨人はもちろんGoogleFacebookなどだ。私たちが日々検索したりクリックしたりするなり、当然のようにネティゼンとして生きているわけだけど、それに伴って巨大な量のデータを発生させていることに気づく人は少ない。気づいたとしても、私と同様「それでもいい」と開き直るのが大半だ。そこに不正はないはずだ。ただで提供されているシステムを使って文句をいう物なら、騙されたほうが悪いのだ。

なのに、Facebookがこのデータを第三者に売っていた、と分かるとたんに怒り出す。「我々のプライバシーはどうなったの?」「どうしてくれるの?」けしからんといわんばかりに。いいえ、けしからんとは怒るほうなのだ。自分たちの作り出したデータ、デジタル高速道路を使っているたびに作り出しているゴミ、クソのパン粉の道を、彼らは丁寧に拾っているだけだ。拾っているだけでなく、それが果たして価値のあるものと気づいたのさ。価値のあるものを売ろうとするのは商売人としての性ではないだろうか?それを独占するような形で売るのは勿論資本主義として好ましくは無いだろうけど、だからといってその行為自体を悪とみなし、だめだしすることはない。

そもそも、ぷラバシーとはどういうものだ?自分のものを他人に隠すこと?自分のものの所有権を持つこと?それなら、ネットを使っている時点で手渡していると私は思う。そのような権利があったとしても、放棄しているようなものだ。いいや、プライバシーはもっと繊細で曖昧な物のはずだ。

せいぜい、自分の領域を他人から干渉されずに済むこと、だろう。しかし人間の領域は小さくて、もろいものだ。それに、デジタルで隠せても、物理的で隠し切れない秘密など、持たない方が身のためだ。精神を悩ませてまで、プライバシーなんてものの価値は高くないから。

どうせなら、Facebookなんて追い越して自分が自分のデータを売ろうとして見たらいかがだろう?そうすればFacebookの実態が見えるだろう。そう、ただの商売上手さ。

しかし、それはまた別のときの話。