万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

合宿の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

最近やたらと週末になると泊りがけの予定が入ってしまい、ゆっくりブログを書ける環境がないのだけれど、実際書く習慣がついているのなら毎日書かなくとも良いとは思う。無理して書くより、たまたま心にしみた一言だけでも1000文字かける日もあれば、ひたすら地道な作業をして金を貯めたりする日もある。

そういう日は私は「将来のための種を蒔いている」と自分なりに解釈している。今この瞬間に楽しい、嬉しいと思えなくとも、それが将来的に幸せに繋げていくと信じれるからできることだと思う。基本自分が幸せにならないようなことをしない主義の私のちょっとした屁理屈である。世間と折り合いを見つけるための妥協策である。

さて、今週末はそういう種を蒔く週末なのだろう。決して楽しくないわけではないけれど、ひたすら他人を思って、皆が楽しめるように頑張ろうと思って取り掛かった、日本学科の新歓合宿である。

ライデン大学、ひいてはオランダ全体の大学のサークルや公式団体は日本とは少々違う。まず、学科ごとの団体があり、それと分けて大きなサークルがある。けどそのどちらも基本は大規模なもので100人から1000人まで、幅は広いけど大人数が所属する。大体の場合はそういう大きな組織の中でまた班のような、10人から30人程度の集まりも作る。私の所属するよさこい部も、一応は日本学科学生会「狸」の一部であるわけだ。

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その「狸」の新歓合宿の運営スタッフとして、今週末合宿に取り組んだ。大学は再来週からだが、新入生同士の交流、先輩との交流を図って毎年やる行事だ。私も四年前のこの週末やったわけで、宿泊施設までが四年前のままだったから感慨深いものだ。

しかし、今回は先輩としていくわけだから、後輩のために徹する週末ではある。つまり、緊張をほぐしたり、会話をふったり、7つのグループに分けてゲームで競争する時のリーダー的存在だ。4年前ならいざ知らず、いつの間にか先輩という役目も板につき、それなりに面白い話や勉強のためになる話、両方を提供できたつもりで、満足感ありあまる。

ちなみに、ゲームのランク如何で掃除当番の役目が決まっており、7位はトイレ、6位は厨房で、1位が掃除当番を免除されるから、皆それなりに必死に頑張る。人間の浅ましい部分も見れて3日間一緒に生活する楽しい時間であった。

そこで私は副部長によさこいのワークショップに抜擢され、とりあえずがばがばな踊りでも精一杯踊る楽しさを伝えようとした。その結果今は8時前に寝てしまいそうだが。とにかく、どうやらその熱意が伝わったようだ。やっぱり人に見せて何ぼの踊りだ。オープントレーニングが楽しみだまじで。

後輩に「あなたを見て、私もやろうと思った」という言葉以上に、光栄な言葉はないと思う。ありきたりでもそれを自分の「良き先輩」の定義にしたいと思った。皆高校出たばかりで話が全く合わない一方で、カードゲームやったり身体を動かして皆で場か騒ぎやったら皆一緒だ。

18才から飲めるオランダからこその80人一部屋で代わる代わるグループで行う飲み会もお忘れずに。そして、夜中3時で6個下の後輩とスーパーファミコンで遊ぶ経験は人生一回のみになるのだろう。大学生最後の夏、ささやかな花火を上げれてよかった。

しかし、それはまた別のときの話。