万屋「和華蘭堂」

きまぐれに、というかその日の気分で毎日話題決めて徒然と書きます

夜の話をしよう

ようこそ、万屋「和華蘭堂」へ!

ブログを書いて見て段々分かってくることはといえば、自分がいかに夜中まで出歩いているかということだろう。大学部のころはよさこいの練習で平気で週三回0時すぎに帰ったりしてそのまま寝て朝8時とか起きてたし、今はバイトがそもそも週三でバイトが0時までだからかさばるばかりだ。その上友達とライデンの方で会って飲んだりすると、むしろ帰るのがもったいない気にまでなってくる。

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夜はいい。色んなものの輪郭を薄くし、普段できそうにないものができてしまいそうな錯覚に陥る。いや、実際できてしまうプラセボ効果という言い方が正しいだろう。自分の性格としては昔から昼がだめで、特に昼食後の二、三時間は本当に何もできない状態にいることが多いのだ。だからこそ(それとも逆なのだろうか)バイトも勉強も娯楽も午後三時以降がちょうどいいのだ。

かといって、夜行性というわけでもなく、夜更かしやらちゅうや逆転やらになったりしない。正常すぎるぐらい正常なバイオリズムの持ち主である。他の学生の話を聞く限り、私は圧倒的に普通で凡人という気がしてくる。しかし、夜はやっぱり自分の時間帯だ。シャワーは夜。ブログを書くのも夜。バイトも夜。ランニングも夜。この夜愛好はどこから来たのだろうか。

やはり、夜は非日常的だからなのだろうか。地図と土地勘に自信のある私でも、町に夜の帳が下ろされたらとたんに道が分からなくなる。それが逆に楽しくて夜の東京の散歩をしたくなるほどだ。オランダでは地方都市の地元の夜は静かで、ライデン市の方はともかく泥酔状態の学生がうるさくてからまれかねない。その点(すくなくとも男としてだが)東京の夜は神秘的で、新しい経験に溢れているようだ。

あとはそう、語るとしたら終電を語ろう。先日の花火大会の怪奇譚のようなときを除いて、私は終電がそれなりに心地よい。一晩中酒飲んでご飯食べてそこから帰ろうと、必死の思いで駅につき、本を取り出し、ひたすら読む。もうここまできたら邪魔する人もいないし、自分の思考さえも止まってしまうことが多いわけだからまっしぐらに読み続けてしまう。やっぱり夜というのは特別な精神状態にさせてしまうことだな。

これからもとりあえず良い夜を迎えるための種を蒔いておくことだ。オランダでの生活あと3ヶ月+2ヶ月、どういう夜を経験できるのか楽しみだな。昨日のような夜が毎週のようにあったらいくらでもやっていけそうだ。

しかし、それはまた別のときの話。